賃貸マンションの鍵交換・アパートの鍵交換は必要？費用は誰が払うの？

賃貸マンションの鍵交換・アパートの鍵交換は必要？費用は誰が払うの？

賃貸物件では持ち家や分譲マンションと違って、鍵の管理は基本的に大家さんか委託された管理会社が行っています。
つまり借主は鍵を預かっている、という立場になります。
鍵の所有権は大家さんが持つが、普段使うのは借主である私たちです。
そのためややこしく、トラブルが起きたときに面倒なことになりかねません。
契約時の鍵の管理や気になる入居時の交換費用など、賃貸物件の鍵について知っておきましょう。
また賃貸マンションの鍵を紛失した際にはどう対処したらよいか、参考にしてください。

賃貸アパートの鍵交換の費用はどのぐらい？

💁 生活救急車を通じて施工された事例を参考に目安をご紹介します。
マンションのMIWA製の玄関の鍵交換は、20,088円（税込）が費用の目安です。

実際の費用は鍵の種類、作業内容によって費用は異なるので、鍵業者に見積りを頼みましょう。

賃貸マンション・アパートの鍵交換の料金価格の相場について、生活救急車を通じて施工された事例をご紹介します。

実際の費用は鍵の種類、作業内容によって異なりますため、目安としてお考え下さい。
もし自分で鍵交換してみたいという場合はこちらの記事もご参考下さい。
鍵交換！玄関の鍵の選び方 自分でする方法

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賃貸アパートと賃貸マンションの鍵の管理について知っておこう

家がまるごと自分の物であれば、もちろん鍵も自分で管理しなければなりません。
しかし賃貸となると、誰が管理しているのかきちんと知っておくべきです。
賃貸物件を借りた時に、もらえる鍵の本数などを知っておきましょう。

賃貸アパート・賃貸マンションの鍵は誰のもの？

賃貸アパート・賃貸マンションなど賃貸物件の鍵は、大家と大家さんが契約している管理会社があるならそれらが管理しています。
マンションを借りたことがある人なら知っている人もいるでしょうが、新しい鍵は入居時に交換するのが一般的です。
それまでは物件を見に来た人に見せたり、空き家に勝手に侵入されないために、管理会社や大家さんが管理しています。
物件を借り、鍵交換をすれば借主が持つことになります。

鍵は契約時に何本もらえるの？

大家さんや管理会社の取り決めによっても違いがあります。
鍵はいざという時のために管理会社が1本持ち、残りの2本を借主に渡すといったケースが多いでしょう。
昔は鍵交換は必須ではなく、何十年も前だと前の住居者の鍵をそのまま使っているなんて話もあったくらいです。
今はセキュリティーの問題が生じますので、それはほとんどありません。
一方大家も管理会社も鍵は持たず、全て自分で管理してくださいという住宅もあります。
今は管理会社の方の鍵紛失や、トラブルを避ける会社もあります。

賃貸マンションの管理人は鍵を持っているの？

賃貸マンションの中には、管理人やコンシェルジュが在中しているマンションもあります。
以前芸能人の方が、コンシェルジュに侵入される事件もありました。
管理人やコンシェルジュは基本的に、共有スペースやマンション全体の運営に関しての仕事を行っています。
個人宅の要望に応えるためにいる訳ではありませんから、持たないのが一般的です。
ただマンション全体で警備サービスに契約していると、何かの時には駆けつける必要があります。
その場合は管理室に鍵を保管すること、としているマンションもあります。
物件を借りる時に、鍵の保管についてチェックしてから借りましょう。

賃貸アパート・マンションの契約時の鍵交換は必須？

💁 前の住人がスペアキーを作っていたり、鍵を返却していない場合侵入されるのを阻止するためには、鍵交換は必要です。

前の住人がたくさんの人に合鍵を作って渡していたら、家に知らずに入られるという危険性もあります。
不特定多数の人が持っているとも限らないので、防犯上鍵交換が必要なのは明らかです。

契約時に賃貸アパートの鍵交換費を請求された！これって払うべき？

賃貸物件をいざ契約しようとしたら、契約書に鍵交換費の項目を見た人もいるでしょう。
鍵は管理会社が管理しているはずなのに、自分が払うの？と疑問に思った人もいるのではないでしょうか。

鍵交換費用とは

鍵交換費用とは、借主が賃貸物件を契約した時に、鍵を交換するための費用のことです。
前の人がスペアキーを作っていたり、鍵を返却していない場合侵入されるのを阻止するためです。
また前の住人がたくさんの人に合鍵を作って渡していたら、家に知らずに入られるという危険性もあります。
不特定多数の人が持っているとも限らないので、防犯上鍵交換が必要なのは明らかです。

入居時に行われる理由

ではなぜ前の住居者が退去時ではなく、入居時の自分が支払わなければならないのでしょう。
もしくは管理会社が事前にやっておいてくれたら良いのに、そう思いませんか？
それは退去時に鍵交換しました、といっても入居者は本当なのかどうか分かりません。
また、それを貸主も示すことが難しいからです。
入居時に鍵交換を行えば、入居者も納得できますので、入居時の鍵交換が一般的なのです。
前の人も入居時に費用を支払っているので、先に行うか前に行うかの違いだけです。

気になる費用はどのくらい？

賃貸契約時の鍵交換費用はどのくらいなのか気になります。

★一般的なドア15000円前後
★オートロック機能のドア20000円～35000円

こうしてみると高い費用です。
そのため鍵交換費の内訳を不動産屋さんにしっかりと提示してもらいましょう。
一般的な鍵交換費用の内訳は以下です。

★鍵穴（シリンダー）の部品代
★鍵本体の金額
★企業の工賃

鍵の種類がディンプルキーなど、防犯性が高く複雑な構造の場合はもっと高くなる場合もあります。

賃貸契約書にあれば支払わなければならない

鍵交換は必ず借主が行うべきなのか、疑問がわく人も多いでしょう。
国土交通省が発行しているガイドラインに、原状復帰の範囲外については費用特約を結ぶことで、借主に請求できるとあります。

★特約の必要性があって客観的・合理的な理由が存在する
★賃借人が原状回復義務を超えた修繕義務を負うことを認識している
★賃借人が特約による義務負担の意思表示をしている

鍵交換は上記の理由に当てはまるので、借主に支払い義務が生じるのです。

新築なのに鍵交換費用を取られた

前の住居者がいるのであれば、鍵交換について納得できます。
しかし未入居の新築マンションでも鍵交換をするところが一般的です。
何故なら、マンションが建つまでに多数の建築関係の人や不動産が関連しているからです。
その中の一人が不正にスペアキーを作っていたとしたらどうでしょう。
誰に家を狙われるか分かりませんから、新築であっても交換が必要なのです。
逆に新築で鍵交換のある不動産は、信用できると言えます。
またマンションによっては退去後に大家の方で交換するので、契約時に支払っておいてください、という契約の仕方もあります。

安全を購入したと思おう

賃貸物件は前に住んでいた住民がどんな人だったか分かりません。
前のさらに前となると、特定すらできないはずです。
ずっと同じ鍵を使用していたら、防犯面ではかなり不安定です。
疑問はありますが、いざトラブルが起きた時に困るのは管理会社や大家ではなく借主本人です。
鍵も使えば消耗するので、消耗品を買ったと思えば納得できるでしょう。
数万円で安心を購入したと思っておきましょう。

賃貸マンションや賃貸アパートの合鍵は勝手に作れるの？

子供が大きくなって、自分で鍵を持たせてママは仕事に行きたいとなれば合鍵を作ることも考えるでしょう。
持ち家なら作っても問題ありませんが、賃貸の場合はどうなのでしょう。

勝手に作るのは駄目！

賃貸アパート・賃貸マンションなどの賃貸物件の鍵は勝手に作ることはできません。
鍵も部屋同様に、所有権は大家や管理会社にあります。
入居者以外の人にスペアキーを渡し、合鍵を渡した第3者と入居者の間にトラブルが生じたら大家は責任を持てなくなってしまいます。
逆を言えば勝手に作るのが駄目なだけで、許可さえもらえば作ることができます。
合鍵の本数を把握するため、何本作るのか使用目的などを伝えましょう。

合鍵も返却しなければならない

作った合鍵は引っ越すときに全て管理会社や大家さんに渡すこと、という条件が一般的です。
もちろんそれはスペアキーを許可があれば作って良い、という賃貸物件の場合です。
勝手に作って返却すれば、違反金を請求される場合もあります。
またバレるのが怖いからとゴミに捨てた場合、誰かに拾われて侵入されたら、その後のトラブルの責任は自分が負わなければならなくなります。
そもそも合鍵は安易に作らず、他人には渡さないことがトラブルを避ける方法でもあります。

賃貸マンションの鍵をなくしてしまった！どうすれば良いの？

鍵を紛失した時は焦ってしまいがちですが、冷静になって次のところへ連絡しましょう。

★警察署
★鍵のレスキュー
★物件の大家か管理会社

上記の3つに連絡しますが、スムーズに解決するために細かく知っておきましょう。

忘れがちだが警察に届けよう

警察署に遺失物届を出しておくと、誰かが拾って届けてくれた時に手元に帰ってくるかもしれません。
また警察署だけでなく、自分が鍵をなくすまでどこにいたか振り返って考えましょう。
例えば多いのが電車内、駅やお店などです。
電車も落とし物を預ける場所があるので、調べて連絡してみるのも対処法です。

急いでいる時は鍵屋さんに連絡

急いでいて早く家に帰らなければならない時は、鍵屋に鍵開けを依頼しましょう。
また夜遅くで大家さんに連絡がつかない時や身内に頼ることができない場合も、鍵屋に来てもらえると助かります。
料金は10000円～30000円程度かかってしまいますが、通常のタイプの鍵なら大体解決するでしょう。

管理会社にすぐ伝えること

日中であれば、管理会社や大家さんに連絡が付けば、預かっている鍵を持ってきてもらうことも可能です。
鍵を預かっていない場合でも、紛失した旨は伝えなければなりません。
合鍵が家にあるから言わなければバレない、というのは無理があります。
無くした鍵がマスターキーなら尚さら退去する際に分かってしまうので、無くした時点で伝えましょう。
もし誰かに拾われて空き巣などの被害にあった場合、ことが大きくなってからでは通用しません。
紛失した鍵が合鍵でも、連絡だけはしておいた方が良いのです。

交換になるかはケースバイケース

基本的に鍵をなくせば、鍵を交換するのが一般的な対処法となります。
自分の責任ですから、鍵の交換費用は自分持ちとなるケースがほとんどです。
ただし長く住んでいるから、大家さんの方で何とかしてくれるといった場合もあります。
他にも無くしたのは合鍵で、純正キーは手元にあり引っ越す前だったりすれば、貸主が交換することもあるでしょう。
免許証と一緒に鍵も無くした場合は、防犯上危険なのですぐに交換となるケースもあります。
住んでいる年数や無くした状況によって、大家さんの対応は様々です。
そのためまずは話し合って交渉してみるのも良いかもしれません。

賃貸マンションで鍵を失くした時は鍵交換すべき？

💁 一般的な対処法では、鍵を交換しますが。実際はケースバイケースです。

なぜなら、鍵の交換費用は自分持ちとなるケースがほとんどだからです。
鍵を免許証と一緒に鍵も無くした場合は、防犯上危険なのですぐに交換となるケースもあります。
もし鍵を交換する際は、管理会社や大家さんに連絡をしてましょう。

賃貸アパートや賃貸マンションの鍵の紛失は基本的に借主の責任

ひとまず鍵屋に鍵を開けてもらえば、その場はしのげます。
しかし危険なのはその後ですので、鍵をなくしてしまった場合にかかるお金や対応について知っておきましょう。

シリンダーごと交換した際の費用

シリンダーごと交換したほうが良い、と判断した場合も必ず大家にその旨を伝えましょう。
大家さんが鍵屋もそちらで手配してくれとなれば、自分で交換してくれる鍵屋さんを探さなければなりません。
賃貸によっては管理会社などが提携している鍵屋もあります。
中には無料サービスを行っている場合もあるので、聞かないと損をすることにもなりかねません。
シリンダーごとの交換は、鍵によってもピンキリですが2万円～5万円くらいはかかります。
鍵の種類も大家さんの指示に従わなければなりません。
マンション全体がディンプルキーなのにその部屋だけ違う種類の鍵をつける、といったことはできないはずです。

鍵交換費用は保険が使える？

賃貸物件を契約した際に、ほぼ加入するのが火災保険です。
火災保険の中には、鍵紛失に保険が使えるものもあります。
自分で支払わなければならなくなった時には、自分が加入した保険に鍵紛失が対応しているかどうかを確認しましょう。
オプション保険として鍵開けにも対応してくれる火災保険もあります。

オートロックのマンションは気を付けて

賃貸マンションも、オートロック完備のところは多くあります。
オートロックの鍵が部屋の鍵と共用の鍵にしている場合、鍵紛失によって侵入の危険性が出てきます。
個人宅に侵入されなくても、共有スペースである駐車場や階段部、ゴミ捨て場などに入られる可能性があります。
他の住民も危険に脅かされることになってしまうのです。
そうなれば、自分の家の鍵を交換する数万円の負担だけでは済まなくなってしまうかもしれません。
下のオートロックまで変えるとなると、かなりの額の負担額になります。
最悪裁判沙汰にならないように、話し合いの場を設けてください。

まずは交渉しよう！それでも駄目なら相談

オートロック付きの賃貸マンションの鍵を紛失し、実際に何十万も請求をされた例があります。
その場合は、すぐに条件を飲まずに相談をしましょう。

★消費者センター
★法律事務所

相談する窓口は何個かありますので、法外な額の請求をされたら泣き寝入りせず、まずは相談です。
こちらに非があったとしても、消費者契約法第10条というものがあります。
消費者の利益を一方的に害する条項の無効が定められていますので、確認してください。

普通に使っていて壊れた場合は？

鍵の紛失は、借主である自分の責任になります。
ちなみに普通に使用していて壊れた場合はどうなるのでしょうか。
鍵は消耗品ですので、10年も使用すればあり得る話です。
特段急いでいない場合は、鍵屋を呼ぶのではなくすぐに大家か管理会社に連絡しましょう。
先に鍵を修理して自分が支払ってしまうと、後でうやむやにされかねないからです。
管理会社と提携している鍵屋がある場合もありますので、揉めないように気を付けましょう。
普通に使っていて壊れた場合は、大家さんに支払う意思があるか確認してください。
鍵の交換や修理費用は10000円～25000円くらいはします。
決して安い金額ではないので、交渉を行いましょう。

賃貸アパート・賃貸マンションにお住まいの方は、鍵の返却のことも知っておこう

賃貸アパートや賃貸マンションなどの物件は、純正キーを含め自分が自費で作った合鍵であったとしても、返却しなければなりません。
鍵の返却についても少し知識があると良いでしょう。

立ち合いがある場合

一般的に引っ越す際は、部屋を明け渡す時に部屋に大きな傷などが無いかを大家さん立会いの下チェックします。
鍵はその時に返却する場合がほとんどです。
最初に部屋を借りた時に、もらった鍵の本数をしっかりと覚えておいてトラブルにならないよう全ての鍵を返却しましょう。

立ち合いが無い場合はどう返却する？

大家さんが立会わない場合でも、仲介業者である不動産の人が立会うケースがあります。
その時は不動産屋さんに鍵を預かってもらいましょう。
先方の都合がつかず、立会い自体が全くない場合もあります。
その際は貸主や不動産屋の指示にしたがい、大家さんの家か不動産屋の店頭まで持っていくケースが多いです。
こちらも引っ越し先の場所が遠方である、立ち寄れない場合は郵送となります。
郵送にする場合は開封通知をしてもらうよう、お願いしましょう。

鍵の管理は大家、もしくは管理会社が行い借主はあくまでも家も鍵も借りているという考えです。
そのため勝手に合鍵を作ったり、紛失を黙っていることは後でトラブルの元になります。
鍵を壊したりしないよう、扱いには十分気を付けましょう。
借りているのに鍵交換の費用を払わなければならないのは、疑問が生じることもあるでしょう。
ただし鍵は消耗が激しいため、消耗品だと思えば納得いきます。
紛失したら、警察や管理会社に伝え、費用は話し合いを設けてください。

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