合わせガラスの価格 交換費用相場 合わせガラスとは
合わせガラスの性能は年々改良されて、良い商品が販売されています。
実際に防犯ガラスを使えば、本当に泥棒の侵入を防ぐ効果はあるのでしょうか。
合わせガラスに交換する料金価格の相場について、生活救急車を通じて施工された事例をご紹介します。
項目内容 | 費用(税抜) |
施工料金 | 14,500円 |
ガラス代(600×970) | 39,100円 |
簡易補修/軽作業 | 6,500円 |
合計 | 60,100円 |
実際の費用はガラスの大きさや厚み、作業内容によって異なります。目安としてお考え下さい。
生活救急車ではお見積り無料で承っております。
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窃盗犯の侵入手段の統計は
泥棒や空き巣などと聞くと、玄関をピッキングして侵入するのを想像する方も多いでしょう。
玄関には防犯カメラを取り付けたり、二重ロックにして侵入しにくい玄関であることを知らしめたりします。
しかし、実際には戸建て住宅や3階建て以下の建物では、窓から侵入される割合が最も多いです。
侵入手段もガラス破りが大きな割合を占めています。
★一戸建て住宅 無締り45.4% ガラス破り38.2% ドア錠破り2.6%
★共同住宅(3階建て以下) 無締り45.6% ガラス破り32.5% ドア錠破り1.7%
★共同住宅(4階建て以上) 無締り45.9% ガラス破り19.4% ドア破り2.3% 合いかぎ20.8%
一戸建てでも共同住宅でも共通しているのが、カギが施錠されていない場所から最も多く侵入されています。
つまり無防備であればあるほど、隙をついて侵入されると考えられます。
無締りに次いで多いのがガラス破りで、1階でも2階や3階でも窓ガラスを割って侵入される割合が大きいです。
侵入窃盗の侵入口となる、割合も見てみましょう。
★一戸建て住宅 窓57.6% 表出入口17.5% その他の出入口 17.1%
★共同住宅(3階建て以下) 窓56.9% 表出入口32.7% その他の出入口 3.2%
★共同住宅(4階建て以上) 窓34.9% 表出入口52.4% その他の出入口 1.4%
3階建てまでの建物では、窓から侵入される割合が非常に大きいです。
4階建て以上でも窓から侵入される割合が2位とかなり多いので、マンションの高層階だからと言っても油断はできません。
合わせガラスとは?
防犯を考えたガラスの中に「合わせガラス」があります。
ガラスとガラスの間に中間膜(特殊なフィルム)挟んでいるガラスのことを「合わせガラス」と呼びます。
空き巣は、侵入に時間が5分以上かかると犯行を諦めるデータがあります。なので、防犯を考えるのであれば簡単に割れないガラスにする必要があります。
そこで合わせガラスは、強度と柔軟性のある「中間膜」があることで侵入しようとハンマーやバールなどでガラスで叩かれても破壊されにくく設計されているので、空き巣に侵入されにくい防犯性の高いガラスと言えます。
中には、紫外線カットの特性がある特殊なフィルムが使われた合わせガラスもありますが、防犯を考えた中間膜を使った合わせガラスだとより安心です。
合わせガラスの特長
合わせガラスは、5つの特長があります。
防犯に特化した特長は、防犯効果・貫通防止があります。ほかに、紫外線カット・防音効果・飛散防止など、日常生活で嬉しい特長がある中間膜があります。
製品によっては、1つの特長を生かした合わせガラスも出ています。
防犯効果
見た目は一般的な透明ガラスですが、鋭利な物で衝撃を加えても、中間膜で2枚のガラスが接着しているので、すぐには割れません。
貫通防止
ガラスとガラスの間ににある柔軟で頑丈な中間膜(特殊なフィルム)によって、衝撃物が貫通するのを防ぎます。なので、空き巣の「突き破り」対策や台風などで飛んできた枝や小石でガラスが割れることを防止できます。
紫外線カット
ガラス自体は透明で光をしっかり通してくれますが、中間膜の特殊なフィルムによって紫外線をカットすることもできます。
防音効果
1枚のフロートガラス(透明ガラス)では、遮断できない騒音を抑える効果も期待できます。
飛散防止
中間膜があることで、地震や火災でガラスが割れてしまっても破片が飛び散るのを防ぐことができます。
このように「合わせガラス」には、防犯を考える上で必要な条件がそろっています。その他のガラスのようにセキュリティレベル(防犯レベル)によって防犯性は変化します。
合わせガラスの防犯性
合わせガラスの特長にあるように、防犯に対して十分に対応できるガラスです。
合わせガラスのセキュリティレベル(防犯レベル)は、中間膜の厚み(枚数)によって変わります。中間膜は、メーカーなどによって名称が「樹脂膜」「特殊フィルム」など異なります。
中間膜の厚みが30mil(ミル)・60mil・90milなどと表記されていることがあります。30milは約0.8ミリの厚みのことです。
例えば3ミリのガラスで30milの中間膜を挟むと約6.8ミリの合わせガラスになります。ガラスの厚みを選べる製品も多いので、6ミリのガラスで30milの中間膜を挟んだ製品であれば、厚みが約12.8ミリで防犯性を高めることができます。
合わせガラスの取り換えの注意点
中間膜やガラスの厚みがあることで防犯性をアップさせることはできますが、取り替える窓やサッシによっては厚みがありすぎるとはめ込めない可能性がでてきます。
一般的な住宅にある9ミリや11ミリの溝幅のあるサッシで取り替える場合は、約6.8ミリの網入りガラスをはめ込めるように設計さていますが、ガラスとサッシの間に一定の間隔を空ける必要があるので、ガラスの厚みを注意する必要があります。
窓のガラスも、一般的な住宅の場合は3ミリ~6ミリの透明ガラスが使われていることが多いので、事前に取り換え可能かをガラス業者に確認してもらう必要があります。
合わせガラスの値段は、合わせガラスの種類や大きさ、厚みによって変動します。正確な値段を知りたい場合は、現地でお見積りをするのが確実です。
より防犯性の高い合わせガラス
合わせガラスだけでも十分防犯性はありますが、もっと防犯性をアップさせることは可能です。
それは、複層ガラス(ペアガラス)の片側1枚か両側2枚に防犯性の高い合わせガラスを使うことです。
「合わせペアガラス」や「合わせ複層ガラス」など呼び方あります。
防犯性に、複層ガラス(ペアガラス)の断熱性や防音性など嬉しい効果が足されるので、窓まわりを改善したい場合にはおすすめです。
合わせガラスのタイプ
合わせガラスには、たくさんのメーカーが製品を出ているので、防犯性の高いタイプ以外にもあります。
ここでは、その合わせガラスの豊富な魅力をご紹介させていただきます。
目隠し効果タイプ
外からの視界を遮る「乳白色」の中間膜を使った合わせガラスがあります。
色付きタイプ
中間膜に着色されたフィルムを使うことによって、ガラスのデザイン性を高めることができます。
メーカーによっては、赤・黒・青・黄色など約20色のカラーバリエーションがある合わせガラスがあります。
和紙タイプ
デザイン性にこだわる方に特におすすめなのが、中間膜に和紙を含んだ合わせガラスです。
和紙の柄を生かしながら、半透明なガラスになることで目隠し効果や部屋の雰囲気を変えることができる魅力的なタイプです。
ファブリックタイプ
布地や織物といった布製品を、中間膜に含みその柄のデザインを楽しむことができる合わせガラスです。
和紙タイプと同様デザイン性に優れ、遮光ガラスのように光を通しにくいデザインのものもあるので、他とは違うガラスを使いたい時におすすめです。
デザインガラスタイプ
中間膜を挟むガラスを、片方は透明ガラス、もう片方をデザインガラスにするタイプです。
防犯性を持った30mil(ミル)の中間膜を使うことができるので、防犯性とデザイン性両方を兼ね備えた合わせガラスです。
今回ご紹介のは、合わせガラスの豊富な魅力のほんの一部です。詳しい製品の情報は、ぜひメーカーのホームページやネットで検索をしてみるとご覧いただけます。
ガラスの種類による防犯性
合わせガラス以外でも、防犯を考えたガラスはあります。
ガラスの種類・特徴に加え、防犯に向いているかを〇・△・×の3段階で解説いたします。
実際に設置が可能なガラスかどうかは、生活救急車のようなガラス業者に見てもらいましょう。
ガラスの名称について
メーカーによっては、ガラスの特徴が同じでも名称が異なることがあります。それは、商標登録をされている名称がある為です。
例えば『ペアガラス』です。この名称は、AGC(旭硝子)が商標登録した「中空層」のあるガラスのことです。なので、他社では「中空層」のあるガラスを「複層ガラス」を表記していることがあります。
ですが、ペアガラスという名称は有名で、「ペアガラス=空気を挟んだ2枚のガラス」というイメージが浸透しています。
ここで、ややこしくなってしまうのが「複層ガラス」と「合わせガラス」の違いです。
YKK APの製品の中にある「複層ガラス」はいわゆるペアガラスだと言えます。
「合わせガラス」と言われる製品の多くは、ガラスとガラスの間に特殊なフィルムなどを挟んだガラスのことです。
このページでは、中空層のあるガラスを「ペアガラス(複層ガラス)」、中間膜があるガラスを「合わせガラス」と表記してご説明いたします。
フロートガラス ×
フロートガラスは透明ガラスなどとも呼ばれる、最もよく見かける普通のガラスです。
ハンマーで叩くなどすれば、いとも簡単に割れてしまうので防犯性は非常に低いと言えます。
割れるときには大きな音がして、破片は飛び散りやすいです。
網入りガラス ×
格子状にワイヤーが埋め込まれたタイプのガラスです。
耐震性や防火性に優れていて、割れても落下や飛散しにくく火災時に燃え広がるのを防ぐ役割があります。
なんとなく防犯性に長けていそうなイメージですが、防犯性は低いです。
叩けば開口部がすぐに開き、ワイヤーもすぐに切断が可能です。
叩いたときの音が小さく飛び散らないので、むしろ割って侵入しやすいと思われている場合もあり要注意です。
強化ガラス ×
フロートガラスを3~5倍の強度に加工したガラスです。
ネーミングからしても、とても強そうなのですが防犯性はありません。
人がぶつかった時に割れにくいので、怪我をしにくいメリットはあります。
反面、アイスピックなどの鋭利なものを使えば、いとも簡単に割れてしまいます。
複層ガラス(フロートペアガラス) ×
フロートガラスと呼ばれる、透明なガラス2枚の間に「中空層」と呼ばれる乾燥空気や特殊なガスを封入したガラスのことです。
製品によっては「中空層」が真空になっているものもあります。
フロートガラスでは防犯性が高くはなく、断熱性や結露防止の効果が高いガラスになります。
メーカーによっては、ペアガラスと表記されています。
合わせガラス 〇
ガラスとガラスの間に中間膜が入っているガラスのこと。
中間膜やガラスが厚くなれば防犯性は高くなります。
メーカーによって中間膜を「特殊フィルム」「特殊金属膜」「樹脂膜」などさまざまな種類や名称があります。
合わせガラスを使った複層ガラス 〇
いわゆるペアガラスですが、一般的なフロートガラス(透明ガラス)で中空層を封入するのではなく、
2枚あるガラスのうち1枚を合わせガラスにします。そうすることで防犯性が高くなり、そして中空層の効果で断熱性も高くすることが出来ます。
強化ペアガラス 〇
複層ガラスの2枚のうち、1枚を強化ガラスにしたタイプ。
耐熱性が高く室内側に強化ガラスを入れると防犯性が高まります。
耐熱強化ペアガラスも同様に防犯性が高く、火災などにも強い特徴があります。
アタッチメント付きペアガラス ×
元々一枚ガラスのサッシだったところに、アタッチメントを取り付けてペアガラスを入れた窓。
ガラスの素材がペアガラスなら、複層ガラスと同様に防犯性が強化されている訳ではありません。
耐震性や防火性をアップしたガラスでも、単板ガラス(一枚ガラス)では、防犯性は低いです。
強化ガラスや網入りガラスなどの、一見丈夫そうに見えるガラスに防犯性があると認識していると危険です。
合わせガラスに替えずに防犯対策する方法は?
💁 窃盗犯は見た目の印象で侵入しやすそうか、難しそうかを目利きで判断しています。ですから防犯対策を万全にしているアピールをすることで、侵入を未然に諦める割合が高くなります。その方法をご紹介します。
★カギ(クレセント)に補助錠をプラスして二重にする
★窓にシャッターや網格子を取り付ける
★二重サッシにして両方に施錠をする
★防犯ガラスステッカー(防犯シール)を貼っておく
★すりガラス(型ガラス)にするなど住宅内部を見えにくくする
★ガラスに防犯フィルムを貼る
★不審者が近づいたら音声で警告する
窃盗犯に狙われないためのポイントは見た目のアピールも大切
窃盗犯は見た目の印象で侵入しやすそうか、難しそうかを目利きで判断しています。
ですから防犯対策を万全にしているアピールをすることで、侵入を未然にあきらめさせる割合が高くなります。
どのような見た目のアピールができるでしょうか。
★カギ(クレセント)に補助錠をプラスして二重にする
★窓にシャッターや網格子を取り付ける
★二重サッシにして両方に施錠をする
★防犯ガラスステッカー(防犯シール)を貼っておく
★すりガラス(型ガラス)にするなど住宅内部を見えにくくする
★ガラスに防犯フィルムを貼る
★不審者が近づいたら音声で警告する
防犯装置設置済みのステッカーを貼ったり、窓付近にダミーでも防犯カメラがあると侵入をあきらめやすくなります。
施錠を心がけるのはもちろんですが、この家は侵入しにくいと思わせる色んな対策を心がけましょう。
リフォームで窓の防犯性をアップさせる
耐熱性や防音性などをアップさせながら、防犯性も同時に改善することも可能です。
どのようなリフォーム方法があるのでしょうか。
ガラスだけを取り替える
サッシは既存のまま、ガラスだけを合わせガラスなどの防犯性の高いガラスに取り換えることも可能です。
ただし防犯性が高い厚みのあるタイプは、今までのサッシにおさまらない可能性もありますので、専門業者に相談をしてみましょう。
内窓を取り付ける
内窓を取り付けると、サッシが二重になるため見た目からして破りにくそうだと思わせることもできます。
さらにガラスを防犯ガラスにすることで割れにくくなり、窃盗犯を途中であきらめさせる割合が高くなります。
サッシごと取り替える
二重窓を取り付けると、場合によっては部屋が狭く見えたり圧迫感がある場合もあります。
ガラスを含めたサッシごと取り替えることで、防犯性をアップさせることができます。
曇りガラスに替える
部屋の中が丸見えだと、空き巣に狙われやすくなります。
防犯ガラスには不透明なタイプもありますので、透明ガラスから替えるのもお勧めです。
不透明ガラスを入れると日当たりが悪くなりそうと思う方も多いのですが、光は透明と同じように取り入れることができます。
クレセントに暗証番号
クレセント錠を暗証番号による開錠方式に取り換えることもできます。
カギ部分の付近の窓を壊しても、ロックが解除できないので侵入をあきらめざるを得なくなります。
侵入に手こずりそうだと思わせることと、実際に手こずってあきらめさせることがとても大切です。
さらに雨戸やシャッター、格子をつけることで相乗効果で防犯性を高めることもできます。
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