庭木(植木)の害虫対策 自分でできる消毒 防除 ガーデニング
庭木を手入れしているときに1番厄介な問題は何でしょうか?
それは害虫です。草花に生えているところには必ず虫が寄ってきますので、害虫被害によって台無しになると精神的にショックが大きいです。
楽しくガーデニングを行うためにも害虫対策を徹底して行いましょう。
この記事では庭に発生する害虫について詳しく説明します。
庭に発生する益虫と害虫ってなに?
💁益虫は「植物にとって良い影響をもたらす虫のこと」
害虫は「花や植物、農作物に害をなす虫」です。
益虫には2種類います。1つは農作物・花・木などを荒らす害虫を捕食する虫で、もう1つは人間に資源をもたらす虫です。
害虫は、植物だけではなく、人間にも被害を及ばしますので非常に厄介です。
庭に発生する害虫と益虫について
害虫と益虫について
皆さんは庭に寄生する害虫はどんなイメージがありますか?
そもそも害虫とは名前の通り「花や植物、農作物に害をなす虫」のことを指します。
植物だけではなく、人間にも被害を及ばしますので非常に厄介です。
その一方で聞きなれない言葉だと思いますが、「益虫」とは害虫と正反対の虫のことで植物にとって良い影響をもたらす虫のことを指します。
同じ虫でも良い影響と悪い影響をもたらす虫がいることを理解しておきましょう。
益虫について
では、植物や人間に良い影響をもたらす益虫にはどんな種類がいるのでしょうか?
益虫には2種類います。1つは農作物・花・木などを荒らす害虫を捕食する虫で、もう1つは人間に資源をもたらす虫です。
具体的にはアブラムシを捕食するてんとう虫やイモリやバッタを捕食するカマキリや花の受粉を手助けするミツバチ、水田にいる稲を巣食う害虫や人家に住みつくゴキブリ・ダニ・ハエ等を捕食してくれるクモやヤモリが該当します。夏に増えるトンボやゲジも益虫の1種です。
しかし、益虫によっては害虫扱いになってしまうケースがあります。例えば、クモが害虫を捕食せずに庭に巣を作ってしまうと悪影響を及ぼしてしまうため、益虫であっても害虫の扱いになってしまいます。このような生態が害虫駆除に積極的に利用する場合があるので、中には生物農薬として使用されているケースもあります。
害虫について
庭に発生する害虫はどんな生物が挙げられるのでしょうか?
庭に発生する害虫で1番多いものは「アブラムシ」です。アブラムシは繁殖能力が高く集団発生しやすいのが特徴です。庭に植えてある植物の葉や茎を好み、植物の水分を吸い取ります。アブラムシの天敵はてんとう虫で「ナナホシテントウ」が有名です。
ナナホシテントウは植物の枝や葉を動き回りながらアブラムシを捕食します。そして、梅雨になるとアブラムシの代わりに「ナメクジ」がやってきます。植木鉢の下に発生しやすいナメクジですが、アブラムシよりも被害は少ないです。ナメクジがやってきたら塩をまいて対応しましょう。その他では葉を食い尽くしてしまうアオムシ・毛虫や頻繁に出現するダンゴムシ等が挙げられます。見かけたら速やかに駆除を行いましょう。
庭木の害虫被害ってどんなもの?
💁わかりやすい被害は、2種類あります。
★茎や葉に被害が発生
★葉や茎の変色や斑点模様などの変色作用
害虫被害は、特に茎や葉に被害が現れることが多いです。
アオ虫・アブラ虫・毛虫などの大型の害虫を見かけたら、早めに駆除をすることをオススメします。
害虫は葉や茎を食い荒らすだけではなく、変色作用まで引き起こします。
基本的に葉は緑色ですが、白色や茶色に変色症状が出た場合は注意が必要です。
害虫による被害について
茎や葉に被害が発生します
いざというときのためにも害虫がどんな被害を及ぼすか確認しておきましょう。
被害内容を事前に確認しておけば異変に早く気づくことができて、特に茎や葉に被害が現れることが多いです。
また、繁殖場所も同じなので小さな虫が発生しやすい傾向がありますが、よく見ないと被害状況がわかりません。
特にアオ虫・アブラ虫・毛虫などの大型の害虫を見かけたら、早めに駆除をすることをオススメします。
大型害虫は繁殖スピードが速く、あっという間に植物を枯らしてしまうので注意が必要です。
葉や茎の変色や斑点模様ができます
害虫は葉や茎を食い荒らすだけではなく、変色作用まで引き起こします。
基本的に葉は緑色ですが、白色や茶色に変色症状が出た場合は注意が必要です。
すぐにでも害虫駆除をしないと、ガーデニングが台無しになってしまいます。
または葉に現れる斑点模様は害虫被害によるものなので注意が必要です。
葉に変な模様が出てきたときは、近くに害虫が付着していないか確認してみましょう。
簡単に自分でできる薬剤を使わない庭木の害虫対策は?
💁薬剤を使わない害虫対策は、4つあります。
★草木灰を使用する
★木酢液を使用する
★牛乳を使用する
★ハーブを使用する
草木灰は草や木を燃焼させた後の灰のことで害虫対策として注目されている肥料になります。
木酢液は除菌・消炎作業のある液体で炭を作る過程で水蒸気を冷却したものが木酢液です。
庭で最も発生率が高いアブラムシ対策として有効なのが牛乳です。
ハーブの中でもレモングラス・ローズマリー・ミントなどの匂いが強いハーブ類は防虫効果が高いです。
簡単にできる害虫対策
害虫を駆除する方法
もし被害にあってしまった場合、どうやって害虫を駆除すれば良いのでしょうか?もっとも効果的な方法は住友科学園芸社が販売しているGFオルトランC(http://www.sc-engei.co.jp/guide/detail/1390.html)等の薬剤を分布することで駆除することができます。1種類の薬剤だけでも効果的ですが、複数の薬剤を使用した方がより効果を高くすることができます。育てている植物に影響が出てしまうので、どうしても薬剤を使用したくない人は、下記の方法があるので、確認してみましょう。
草木灰を使用する
草木灰は草や木を燃焼させた後の灰のことで害虫対策として注目されている肥料になります。
水溶性のカリウムが強く即効性が強いため、面積に応じて適量をまくことを心がけていきましょう。
木酢液を使用する
近年注目されているのが木酢液による害虫対策です。木酢液は除菌・消炎作業のある液体で炭を作る過程で水蒸気を冷却したものが木酢液です。使い方は1リットルの水に小さじ1杯の木酢液を薄めます。滴り落ちるほどたっぷり使うことで葉にも土壌にも使用できるので便利です。
牛乳を使用する
庭で最も発生率が高いアブラムシ対策として有効なのが牛乳です。
科学用品に頼らなくても駆除できるのがメリットです。使用方法は空のスプレー等に牛乳を薄めずに入れて、害虫が発生しやすい葉の裏側などに散布しましょう。散布した後はよく乾かすことで牛乳の膜ができますので、牛乳に誘引されたアブラムシを窒息死させることができます。駆除した後は水をまいてキレイにしましょう。
ハーブを使用する
その他の害虫対策としてハーブがオススメです。ハーブの中でもレモングラス・ローズマリー・ミントなどの匂いが強いハーブ類は防虫効果が高いです。育てている草花の近くにハーブを植えてみましょう。
ハーブを植える注意点として、非常に繁殖能力が高いので、こまめに刈り込みすることを心がけていきましょう。
おわりに
ガーデニングにおいて害虫対策は必要です。被害が増えれば増えるほど庭全体に広がるでしょう。
手遅れにならないうちに、今からでも自分でできる害虫対策を始めてみましょう。
もし庭に発生する害虫被害でお困りなら弊社でも庭のトラブルサービスを承っておりますので、お気軽にお電話ください。この情報がみなさんに役立つことができれば幸いです。
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