海辺の窓ガラス掃除方法!潮風の塩害や砂埃、傷の対策や手入れ
海の見える一戸建てやリゾートマンションは、海が好きな人にとっては憧れの的です。
しかし実際に住んでみると家や車などの至る所に塩害が起こり、劣化のスピードが速く窓ガラスも例外ではありません。
塩害で住宅が傷む!ガラスも例外ではないって本当!?
海の見える風景はとても心が落ち着きますし、波が穏やかだったり荒れたり毎日違った景色を見せてくれます。
楽しいこともありますが反面、住んでみると意外と大変だなと感じることも多いのが実情です。
塩害を受けていないかチェックする項目は?
💁住居が塩害を受ける範囲に位置しているか、確認してみましょう。
★住居が海から5キロ以内の場所にある
★風に乗って潮の香りがする
★家の周囲に鉄サビが付きやすい
項目に当てはまる場合には、塩害を受ける可能性が高くなります。
特に海岸から500メートル以内は注意が必要で、次いで2キロ以内も被害が出やすい環境です。
また潮風は海から5キロ以上離れていても、発生する場合もあるので油断はできません。
海沿いの家は塩害で傷みやすい
海沿いの住宅はリゾート地も多く、憧れの存在でもあります。
しかし実際に住んでみると、海が近い家屋はとても傷みやすいことに気が付きます。
特に劣化が早いと感じるのは、鉄のサビです。
ベランダに鉄製のパイプハンガーや金属製の物干しざおを置いたら、1カ月も経たないうちに錆で覆いつくされてしまいます。
玄関のドアノブが周りにくくなるのは、どこの住宅でも稀にあるかと思いますが、海沿いでは起こる頻度がかなり多くなります。
海辺のリゾート地では高級車を所有する方も多いですが、塩害車はそうでない車と比較して中古でも価値が下がるほどなのです。
塩を含んだ水分が飛んできて、建物の外観を腐食させます。
★屋根
★外壁
★玄関ドア
★アルミサッシ
★ガラス
金属に腐食やサビが進行すると、穴が開いて雨水などが入り込み、急激に建物を劣化させることもあります。
ガラスは一見、被害がなさそうにも思いますが、塩がガラス面にこびりついて化学反応を起こして、拭いても取れなくなるのです。
海沿いの建物には、ガラスやサッシも含めて全てに対して塩害対策が必要です。
海沿いの家のガラスには塩が付いて汚く見える!?
海沿いに住むと風が強い日が多く、少し海から離れていても潮の香りがします。
なんとなく海の雰囲気を感じられて海好きには嬉しいですが、塩が風に乗って飛んできている証拠でもあります。
硝子の場合は一見、あまり差が無いように感じますが、やはり塩の影響を強く受けます。
風に乗って飛んでくる塩水が付着するので、水が蒸発した後に塩だけが残り、硝子の外側が白っぽくなります。
ですから海沿いの家屋ではガラスが直接、雨に当たるような作りの方がむしろガラスをきれいな状態に保つことができます。
雨の少ないお天気が続いときには、あっという間にガラスが白く塩を吹いたようになることも。
雨が直接当たらないような場所のガラスの場合は、頻繁にガラスを磨いた方が綺麗な状態を維持できます。
塩のついたガラスを放置するとどうなるの?
💁塩が付いたままにしておくと、ガラス全体が白くなり「ガラス焼け」という状態になり劣化がひどくなります。
「ガラス焼け」は、ガラスの表面についた水や塩などが、化学反応を起こしてしまった状態です。
ひどくなると普通にガラスを磨いたり掃除するだけでは、点状の汚れが全体になじんで白くなるだけでガラスが濁ってしまいます。
素人では取れなくなり、専門業者に依頼するしか方法がなくなってしまうのです。
塩が付いたガラスを放置するとどうなる?劣化するの!?
塩が付いたままにしておくと、雨などの水分が蒸発したときに塩だけが白く残ります。
ガラス全体が白くなってから掃除をするのでは、取れにくくなっていてかなり大変な作業になります。
こまめにガラス拭きをして、汚れがひどくならないようにしましょう。
塩がついたまま放置すると、ガラス焼けという状態になり劣化がひどくなります。
ガラスの表面についた水や塩などが、化学反応を起こしてしまった状態です。
ひどくなると普通にガラスを磨いたり掃除するだけでは、点状の汚れが全体になじんで白くなるだけでガラスが濁ってしまいます。
素人では取れなくなり、専門業者に依頼するしか方法がなくなってしまうのです。
サッシに生じる塩害とは
台風や暴風雨などの時には特に風が強いので、塩と共に砂も飛んできます。
古いサッシを使っている場合には特に、風の強かった日や翌日には、部屋の中まで砂が侵入しています。
掃き掃除をしたり、掃除機をかけてゴミを見ると、砂が多いこともしょっちゅうです。
当然のように砂がサッシの溝にもたくさん溜まることが頻繁にあります。
開け閉めすると掃き出し部にじゃりじゃりと音がしたり、ガタガタして開閉がスムーズにいかないことも。
何も対策をせずにに開け閉めを繰り返していると、サッシの車輪がダメになります。
またアルミサッシはさびにくい性質ですが、長い間に渡り塩害にさらされることで劣化を起こすことがあります。
アルミサッシにできる白い点々は、アルミの腐食によるものです。
表面の塗装が浮き上がって艶が無くなってしまうケースもあります。
塩害は金属製品に目が行きがちですが、ガラスやサッシも劣化が早まるので合わせての対策が必要です。
塩害を受けないかのチェック項目をご紹介
今住んでいる住居が塩害を受ける範囲に位置しているか、確認してみましょう。
海から遠いと思っていても、意外と距離が近い場合もあるので注意が必要です。
★住居が海から5キロ以内の場所にある
★風に乗って潮の香りがする
★家の周囲に鉄サビが付きやすい
上記のような項目に当てはまる場合には、塩害を受ける可能性が高くなります。
特に海岸から500メートル以内は注意が必要で、次いで2キロ以内も被害が出やすい環境です。
また潮風は海から5キロ以上離れていても、発生する場合もあるので油断はできません。
長持ちの秘訣!?外壁と一緒に硝子も洗う
海に近い家屋は塩害を受けて、他の地域よりは家全体が傷みやすい状態です。
塩害から硝子を守るために自分で出来ることは、こびりつく前に塩や砂をこまめに落とすことです。
家全体を高圧洗浄で丸洗いにするのが効果的!
ガラスだけではなく、壁在や屋根なども定期的に水をかけて洗うのが効果的です。
屋根などの届かない部分は高圧洗浄機を使うと、水が行き届きやすくなります。
最近は海の近くに家やマンションを建てる場合には、外壁も塩害対策を考えた塗料が使われています。
それでも外壁は塩害で傷みやすいので、こまめに水で洗うのが望ましいでしょう。
家の外壁全体は面積が広いためブラシで洗うのは難しいですが、高圧洗浄機を持っていると便利です。
ガラスも含めて、家全体を高圧洗浄機で丸洗いしましょう。
ガラスを洗う際の注意点
注意したいのは、水をかけたままでは、ガラスに白く水滴の跡が残ってしまうことです。
跡を残したくない場合は、水分の蒸発の遅い朝や夕方など気温の低い時間帯に洗浄を行います。
ガラスがまだ乾かないうちに、乾いたタオルや古新聞などで乾拭きをします。
また特に暑い時期は、窓を開けっぱなしにしていることを忘れて、水を噴射しないように注意が必要です。
洗浄が習慣になっていると、硝子のことを忘れて放水してしまい、家の中がびしょ濡れになる恐れがあります。
ヘタをしたら家電製品がダメになってしまうこともあるので気を付けましょう。
網戸も清潔にしてカビを防ぐ!
ガラスを洗浄するついでに網戸も清潔にしましょう。
網戸は軽視しがちですが、実はカビ入りの空気を吸ってしまうかどうかの大切なポイントです。
ご家庭によっては、エアコンを付けずに夏場は窓を開けて過ごす時間も多いかも知れません。
網戸にほこりやカビが付いている場合、風と一緒に屋内に侵入して不衛生になりがちです。
ガラス窓を開けて過ごすことの弊害とは!?
オーシャンビューのような海がとても近い住居の場合には、風が強い日に網戸で過ごすと部屋の中が砂だらけになることも。
また湿気の多い日にガラス窓を開けておくと、部屋の中が潮でベタベタになる場合もあります。
海沿いの家に住もうと思ったら、除湿機能のあるエアコンや空気清浄機は必需品です。
せっかくのオーシャンビューも、塩でガラスが白く汚れていたら台無しです。
いつもきれいな状態を維持して劣化を防ぐようにしましょう。
塩害を起こすとなかなか改善が難しくなるので、新しいうちにしっかりお手入れを始めるのがベスト。
海沿いに住んでいても「いつもピカピカなガラスだね」と、褒められるようにお手入れを欠かさないようにしましょう。
窓ガラスは守られている?海沿いの中古物件はココに注目!
中古物件のガラス窓の一番のチェックポイントは、すでにガラス窓に塩害が発生して、取れない状態になっていないかどうかです。
内見をしたときには、もしかしたら昨日の雨風で汚れただけかもしれないと、見過ごす可能性があります。
海から遠い地域のガラスの場合は、汚れが付いていても取れることがほとんどなので、塩害の知識がないと見過ごしてしまいます。
塩害を起こして、塩のような白い点がガラスに埋まったようになり、どんなに拭いても取れないことがあるとしっかりと覚えておきましょう。
合わせて窓ガラスにシャッターが付いているかどうかも確認しましょう。
シャッターさえあれば、雨風の強い天候の悪い日には、ガラスを塩水にさらさずに済みます。
特にオーシャンビューなどの海が近い中古物件の場合には、窓ガラスが守られているのか注意が必要です。
遮るものがなく、暴風雨によって運ばれる塩水をもろに受ける可能性が高いので、塩害が起こりやすいです。
またサッシを開け閉めして、ジャリジャリと砂を噛んでいる感じがしないかどうかも確認しましょう。
掃き出し口に砂が溜まっていれば、サッシが下部から早く痛む可能性が高いです。
まだ塩害が発生していない窓ガラスのお掃除方法
ガラスに付着した塩は放置すると取れにくくなり、非常に頑固な汚れになります。
窓ガラスの部分のお掃除やお手入れ方法をいくつかご紹介します。
古新聞紙で拭く方法
まず丸めた新聞紙を濡らして左右にジグザグを描くように拭きます。
次に乾いた新聞紙で拭くと、すじも残らずにインクが艶出しになります。
ガラスクリーナーを使う方法
ガラスクリーナーは窓に直接吹きかけると、筋が残りやすく時間がかかり過ぎて大変です。
簡単にガラス拭きをするには、タオルや雑巾に吹きかけてから拭きましょう。
塩が付いても拭けばきれいになるなら、こまめにお掃除をしましょう。
取れにくくなる前にいつもきれいな状態を維持しておくのが、長持ちのポイントです。
塩害対策に効果的なガラスの拭き方は?
💁海沿いならではのガラス磨きの方法をご紹介します。
★お湯で拭く
★お酢で拭く
★研磨剤で拭く
★車用ガラスクリーナーで拭く
ガラスについた塩が取れにくく感じたら、お湯で取り除くことができる場合もあります。仕上げに乾いたタオルや雑巾、新聞紙などで乾拭きをすると跡が残りにくいです。
お酢(クエン酸)を薄めて使って拭くのも効果的です。
研磨剤は、やりすぎると傷がつき、白っぽくなる可能性があります。
車用ガラスクリーナーは、ひどい塩害の場合改善しないこともあります。
塩害対策に有効なガラスの拭き方
塩が取れにくくなってきたと感じたら、海沿いならではのガラス磨きの方法を試してみましょう。
お湯で拭く
塩は水では取りにくいですが、お湯では取り除くことができる場合もあります。
ガラスが特に汚れていると感じたら、熱めのお湯でタオルや雑巾を絞って拭いてみましょう。
仕上げに乾いたタオルや雑巾、新聞紙などで乾拭きをすると筋が残りにくいです。
お酢(クエン酸)で拭く
水道水に含まれるカルシウムや塩素が原因でガラスのコップが曇った時に、透明感を出すためにお酢を使います。
同じように塩や炭酸カルシュウムなどが原因なので、酸を含んだ洗剤が有効な場合もあります。
酸が配合された家庭用洗剤や、お酢(クエン酸)を薄めて使って拭く方法があります。
研磨剤で磨く
何をやっても取れない場合に、研磨剤の入った歯磨きや台所洗剤などできれいになる場合もあります。
ただし表面が削れるので、細かい傷がついてやり過ぎると逆効果になる場合もあります。
ガラスの端の目立たないところで試してみて、傷がつかずに透明になるかまずは試してみましょう。
少しのガラス焼けなら、改善した例もあります。
あまり頻繁にやると逆効果になり、傷で白っぽくなる可能性があるので、気休め程度に感じる可能性もあります。
車用ガラスクリーナーを使う
車用のガラスクリーナーには研磨剤入りのタイプもあるので使ってみましょう。
同じガラス用ですから、安心して使うことができます。
ただしひどい塩害の場合は、改善しないこともあります。
また研磨剤を自己流で使うと、逆に硝子を濁らせることにもなるので、プロに任せないと限界があります。
何をやってもダメという場合は、塩害によるガラス焼けが深刻な状況です。
専門業者に依頼すれば、以前の透明感や輝きを取り戻すことも可能です。
業者に依頼!ガラスを塩害から守る対策とは
ガラスの塩害がひどくなると、ガラス焼けを起こした状態になります。
ガラス全体に塩がこびりついて化学反応を起こしているので、拭き取ることは難しいです。
見た目はまるで外が吹雪のように見えたり、細かい泥跳ねをしたような感じです。
ガラス磨き用のウエスで拭くと、塩が薄く伸びてガラス全体が白くなってしまいます。
最後には塩やガラスの成分などが化学反応で水垢になり、ガラス全体が酸焼けで白くくすみます。
進行したガラス焼けはどのようにお掃除をしても、取り除くことはできません。
専門業者に依頼することで、元のクリアな状態に戻すことも可能です。
汚れを研磨するのですが、うろこ汚れよりも硬くガラスより柔らかい素材をプロ独自の判断で選ぶのです。
ガラスより硬いもので磨くと傷をつけてしまい、修復不可能になります。
プロが再生研磨をしてクリアになっても、新品と同じような状態には戻りますが、時間が経つとまた塩害で濁ってしまう可能性が高いです。
そこで研磨の後には、プロのコーティング加工が効果的です。
きれいにするだけではなく、ガラスの表面が傷つかないようにコートすることで、同じように塩害で白くなることを防ぎます。
技術や経験がないと失敗するため、ガラスの塩害再生の経験豊かな業者を選びましょう。
ちなみに市販のガラスコーティング剤は、ほとんどが車のフロントガラス用の物ばかりです。
住居のガラスはとても種類が多く、素人がイチかバチか使うと逆効果になることも予想されます。
ガラスをプロテクトコーティングしてもらうことで、ガラスが汚れにくく塩害を受けにくくなります。
ガラスやサッシを取り替えるリフォームもお勧め!?
ガラスが白く濁って普段のお掃除では取り除けない場合、ガラスをまるごと交換する方法もあります。
古いサッシをそのまま使っていて、部屋に砂ぼこりが多く入る場合には、サッシも交換して気密性を高めることで部屋が汚れにくくなります。
ただしガラス交換をしても、コーティングなどの塩害対策を行っていないと、また同じ濁った状態に逆戻りすることも考えられます。
新しいガラスには下記のような対策方法がお勧めです。
★塩害対策に有効なガラスフィルムを貼る
★業者に塩害加工を施してもらう
このような対策でガラスを長持ちさせましょう。
掃き出し口の部分のお掃除やお手入れ
サッシの掃き出し部分に砂が溜まったままにすると、開閉したときにサッシの車輪をダメにしてしまいます。
塩害のない地域よりも早くサッシ交換の時期がきてしまうので、日常的にお掃除を心がけましょう。
用意するものは、サッシ用のハケや使用済みの歯ブラシなどです。
砂が濡れると団子状になって取りにくいので、乾いた状態でお掃除するのがお勧めです。
ハケ等で汚れをかきだして、掃除機で吸い込みます。
可能であれば年に1~2回程度は、サッシごと外してお掃除をするとよりきれいになります。
樹脂製のサッシの場合、砂が傷の原因になるのでこまめな掃除が必要です。
海沿いは風が吹きつけることが多く、砂が飛んでくることも多いので、こまめにお掃除をするのが肝心です。
ガラスは一見、塩害を受けない感じにも見えますが、実は化学反応を起こして白く濁ってしまいます。
金属や外壁などにばかり目が行きがちですが、定期的なガラスのメンテナンスやこまめなお掃除もとても大切です。
全国の幅広いエリアでガラスのトラブル出張業者が全国の幅広いエリアでガラスのお困りごとやご相談を承っております。現地でのお見積り・ご相談は一切無料(点検作業を伴う見積もりは有料)です。緊急のトラブルでも専用の受付窓口で対応しております。ご予約の際はご都合の良いお時間をお知らせください。休日・祝日、昼夜問わず受付中です。出張業者を初めてご利用になられる、という場合でも心配ありません。コールセンターのオペレーターが優しく丁寧にご要望をお聞きいたします。いつ、どの場所で、どのようなご依頼をされたいのか、しっかりと確認いたします。安心して信頼できる業者に任せたい、いますぐ何とかしたい、料金の見積もりを取りたいなどお問い合わせはいつでもお気軽にお電話ください。