結露防止ガラスの価格はいくら?合わせ ペア Low-E窓ガラス
空気が冷たい季節になってくると、窓に結露ができてしまします。その結露を放っておくと、家屋を傷めたりダニやカビが繁殖しアレルギーを発症させてしまう恐れがあります。
結露の発生は、室内の温度・湿度の調整以外に防げる方法があります。それが窓ガラスです。
結露防止ガラスと呼ばれるガラスは、冷暖房の効きを良くし光熱費の節約にもつながるエコなガラスです。そのガラスの特徴と、生活救急車の施工事例から交換費用の目安をご紹介いたします。
ペアガラスの割れ替えの価格の目安は?
生活救急車を通じて施工された事例から費用の目安をご紹介します。
小窓の複層ガラスの交換ですと、費用は34,545円(税込)です。
実際の費用はガラスの大きさや厚み、作業内容によって異なりますため、目安としてお考え下さい。
割れた窓ガラスのフロート複層ガラス交換になりますと、43,400円(税込)が費用の目安となります。
結露を防止できる複層ガラスに交換したいという場合の料金価格の相場について、生活救急車を通じて施工された事例をご紹介します。
項目内容 | 費用(税込) |
勝手口の複層ガラスとサンルームのガラス交換 | 44,908円 |
小窓の複層ガラスの交換 | 34,546円 |
勝手口の上下スライド窓ガラスの複層ガラス交換 | 36,571円 |
割れた窓ガラスのフロート複層ガラス交換 | 43,401円 |
お風呂場の複層ガラスフロート板透明3mm+A+型板ガラス4mm霞アタッチ付の1050×1800サイズ1枚の交換 | 84,008円 |
実際の費用はガラスの大きさや厚み、作業内容によって異なりますため、目安としてお考え下さい。
今現在、ペアガラスの割れやヒビでお困りの方はぜひ生活救急車にご相談ください。
出張見積り無料でお伺いいたします。その場でお見積り書をお渡しし致しますので、お見積り金額が予算と合わない場合はお断りいただいてかまいません。もちろん、キャンセル料も無料ですのでご安心ください。
費用を比較したい場合は、複数のガラス業者に見積り依頼をされるのをオススメいたします。生活救急車は相見積もりのご依頼も歓迎しております!
内部結露したペアガラスはどうすればいい?
ペアガラスのガラスとガラスの間にある「中空層」は、特殊なガスが入っていたり真空状態になっています。その中空層内で結露が発生する「内部結露」が起こることがあります。
それは、ペアガラスの経年劣化やサッシの損傷が原因です。
内部結露を起こした場合は、新しいペアガラスに交換する方法しかありません。
水分を蒸発させようとドライヤーで温めたりするのは、ガラスにヒビが入ったり割れてしまう可能性があるため大変危険ですので、決しておこなわないでください。
ペアガラス(複層ガラス)の耐用年数は約10年
ペアガラスのような中空層に特殊な加工がされたガラスの耐用年数は約10年~15年と言われています。
ペアガラス(複層ガラス)のメーカーでは、製造後2年・5年・10年などの保証期間で製品保証をつけていることが多いので、もし保証期間内で内部結露を起こしている場合はそのペアガラス(複層ガラス)を設置した業者(ハウスメーカー・工務店・管理会社・大家さんなど)に問い合わせをしましょう。
補償はガラスメーカーが直接おこなうわけでなく、ガラス業者などを通じて新しいガラス納入・施工します。
飛散防止フィルムなどが貼られたペアガラスは、補償対象外となる可能性があります。
詳しい補償内容や方法は、保証書を確認するかメーカーに問い合わせをしてみましょう。
ペアガラスを割ってしまった時はどうすればいい?
ペアガラスを割ってしまった際、住宅条件によって交換を依頼する方法が変わります。
まずは、小さなお子さんやペットが割れたガラスを踏まないように、近づけないことが大切です。
そして割れたガラスを無理に片付けず、そのままにしておきましょう。ガラス業者にガラス交換を依頼すると、割れたガラスの片付けもしてくれます。
賃貸物件にお住いの場合
お住いの物件の管理会社・大家さんに「窓ガラスを割った」ことを連絡しましょう。
故意に割った場合でなければ、貸主である管理会社・大家さんがガラスの修理費用を負担してくれます。
入居の際に加入した、火災保険の適用のために書類を準備する必要があるので、なにが必要か聞いておきましょう。
ガラス業者の手配は、管理会社・大家さんが提携している業者を紹介してくれる場合もあります。
そうでない場合は、ご自身でガラス業者を探す必要があります。
費用を抑えたいとお考えの方は、複数のガラス業者に見積りを依頼しましょう。相見積もりをすることで、料金の比較をすることができます。
生活救急車は相見積もりも歓迎しておりますの、お気軽にお電話ください。
分譲住宅にお住いの場合
分譲マンションなどの分譲住宅の場合は、ご自身でガラス業者を探す必要があります。
なかには、マンションが提携している修理業者が「ガラス割れ」に対応している場合もあるので、管理組合に連絡をして確認してみましょう。
費用は、分譲住宅を購入の際に必ず加入している組合保険が適用できる可能性もあります。管理規約で条件や手続きに必要な書類が確認できるはずです。
場合によっては、個人で加入している火災保険や住宅保険でガラス修理の補償のほうがスムーズなこともあります。
ガラス業者の手配に悩んだ際は、管理組合に相談をするか、生活救急車のようなガラス業者にお電話ください。
戸建てにお住いの場合
戸建てにお住いの場合は、ご自身でガラス業者を探す必要があります。
生活救急車のようなガラス業者をインターネットやタウンページで探し、都合の合うガラス業者に依頼をしましょう。
ご自身で加入している火災保険の中に「破損による損害」でガラス割れが補償対象になっていることもあります。保険を適用するために書類や写真を準備する必要があるので、何が必要か保険契約書を確認するか、保険会社に電話をして聞いてみましょう。
費用をなるべく抑えたい場合は、複数のガラス業者に見積りを依頼しましょう。
相見積もりをすることで、料金の比較をすることができます。生活救急車は相見積もりも歓迎しておりますの、お気軽にお電話ください。
ペアガラス(複層ガラス)とはどんなガラス?
ペアガラス(複層ガラス)とは、2枚のガラスの間に「中空層」と呼ばれる空間があるガラスです。
1枚のガラスに比べて、室内の熱が逃げにくく外の寒さも伝わりにくい断熱性があり、結露防止ガラスとして人気です。
身近にある複層ガラスは「ダブルウォールグラス」
インテリアショップや100円ショップなどで、二重構造のガラスのコップ「ダブルウォールグラス」を見かけたことはありますでしょうか?
冷たい飲み物を入れても結露せず冷たいままで、熱いものを入れていても熱く感じず持つことができるように「中空層」があり、その構造でグラスから飲み物の熱が逃げない構造になっています。
この構造は複層ガラスと同じです。グラスの中の飲み物が室内と考えると、複層ガラスのしくみが理解しやすいかと思います。
結露が防止できるペアガラスの構造
図のように、中空層のおかげで空気の「対流」を防ぐことができるため、部屋の暖かい熱が窓から逃げづらくなり、屋外の冷気も伝わりにくくなることで、結露の発生原因となる「温度差」が発生しにくくなります。
ガラスが3層のトリプルガラス!
複層ガラスの種類の中には、2枚のガラスの「ペアガラス」と3枚のガラスでできた「トリプルガラス」があります。
ペアガラスのほうが普及率が高い為、複層ガラス=ペアガラスというイメージが定着していますが、2枚以上ある複層ガラスもあります。
トリプルガラスの効果は?
トリプルガラスは、ガラスが3枚あり中空層が2層あります。なので、ペアガラスの約4倍の断熱効果があると言われています。
ガラス3枚とそれを支える窓枠の重みがあるため、開け閉めを頻繁におこなうサッシでは億劫に感じてしまうかもしれません。
ですが、圧倒的な断熱性を有しているトリプルガラスは多くのオフィスビルや病院などの施設で採用されています。
合わせガラスとはどんなガラス?
合わせガラスとは、2枚のガラスの間に粘性のある中間膜(特殊なフィルム)を挟んだガラスのことです。
その中間膜は、ガラスが割れた時にガラスが飛び散り怪我をしないようにする飛散防止の効果があります。
中間膜の種類を、すりガラス調のものにすれば目隠し効果のあるガラスにすることができ、また色や柄のあるものや和紙を挟んだデザイン性を意識したものもあります。
多くの合わせガラスは、防災・防犯用を意識したガラスとなっています。
合わせガラスで結露防止はできない?
結露は「温度差」で発生します。合わせガラスだけの効果では、結露を防ぐには難しいと考えます。
目隠し効果やデザイン性のある合わせガラスで結露防止をしたい場合は「合わせ複層ガラス」がオススメです。
名前の通り、合わせガラスで複層ガラスを作った製品です。
合わせ複層ガラスは、ガラスを割って侵入する空き巣対策や震災によるガラスの二次被害を防ぐ効果があるため、学校や病院などの施設でも採用されています。
Low-Eガラスとは?
Low-Eガラスとは「Low-E膜」と呼ばれる特殊な金属膜がコーティングされたガラスのことです。このLow-E膜があることで「放射伝熱」による、熱の移動を防ぐことができます。
「Low-e(ロー・イー)」はLow Emissivity(ロー・エミシビティー)の略で「低放射」という意味で、ガラスに熱を低放射する加工がされているエコなガラスということです。
Low-E複層ガラスの効果
ペアガラスにLow-E膜があるものは「Low-E複層ガラス」と呼ばれています。
複層ガラスの2枚のガラスの室外側にLow-E膜がある場合、日射熱を防ぐ「遮熱タイプ」で日差しが強い窓に設置すると、夏の冷房の効きが良くなります。
逆に、室内側にLow-E膜がある場合「断熱タイプ」となり、室内の断防熱を外に逃がさない効果があります。
高い断熱性がご希望の場合は、Low-E複層ガラスはとてもオススメなエコガラスです。
放射伝熱とは?
Low-E膜が防いでいる「放射伝熱」を感じることができるのは、オイルヒーターのような輻射式暖房器具です。
電源が入っているヒーターに手をかざすと、温風が当たっていないくても暖かく感じられます。この目に見えない熱線(遠赤外線)の放射が、手に伝わってくる状態を「放射伝熱」と言います。
結露防止ガラス!結露しない窓ガラスの選び方
結露防止ガラスは主に2種類あります。
「ペアガラス(複層ガラス)」と「合わせ複層ガラス」です。
1.ペアガラス(複層ガラス)
ペアガラスは、2枚のガラスの間に「中空層」と呼ばれる空間をつくることで断熱性を上げ、結露を防止できます。
1枚のガラスにLow-E膜を使用すれば遮熱性も向上させることができます。
ガラスを3枚使用し、中空層が2つある「トリプルガラス」であれば、より高い断熱性が期待できますが
厚みがあるため、費用が比較的高く、設置できない場合もあります。
2.合わせ複層ガラス
ペアガラスの片面のガラスを「合わせガラス」にした、合わせ複層ガラスは断熱性と防犯性があるガラスです。
合わせガラスの中間膜により、ガラスを破られるのを防げるので空き巣対策のほかに、台風などで飛来したものがガラスに当たって割れる被害も防ぐことができます。
結露防止と飛散防止をお考えの方にはオススメです。
合わせガラスは屋外側に設置させることが多い為、小さなお子さんがガラスに物をぶつけて割ってしまうのを防ぎたい場合は、室内から「飛散防止フィルム」を貼ることをおすすめいたします。
ガラスだけ取り替えても無駄!?サッシの結露
ガラスを結露防止ガラスに交換しても、サッシが結露してしまうことがあります。
それは、ガラスの断熱性では防げないほど室内の温度と外の温度に大きな温度差ができてしまう環境ということです。
サッシの結露の原因はサッシの素材にあります。
アルミサッシとよくお聞きになるかと思います。その前の通り、多くのサッシは「アルミ」で出来ています。
アルミは熱を通しやすいため、外気の温度に影響がすぐに出てしまいます。
そこで、サッシの素材を熱を通しにくい「樹脂」にすることで、サッシの断熱性を上げることができます!
樹脂は断熱性が高いため、北海道では樹脂サッシが当たり前となっています。アルミとは違い重さがありますが、その分気密性も上がります。
樹脂サッシはデザイン性が高い!
樹脂サッシはアルミサッシと違い、着色がしやすい特徴があります。
そのため、内装に合わせた配色が可能となります。白や黒、木のぬくもりに似たブラウンを選ぶこともできるので、結露防止と一緒に快適な室内空間を演出することが可能です。
アルミと樹脂の複合サッシもある!
サッシすべてを樹脂にすると価格が比較的高く、サッシ自体も重たくなってしまいます。
ですが、サッシの屋外側はアルミ、室内側は樹脂になっている「アルミ樹脂複合」のサッシを選べば、しっかり結露防止をしながら費用を抑えることができます。
樹脂は、紫外線に弱いためアルミサッシに比べて劣化が早く進んでしまいます。
そのため直射日光を受ける外側だけをアルミにすることで、樹脂サッシの寿命を延ばすことができます。
二重窓(内窓)設置は結露対策にオススメ?
二重窓は、内窓・二重サッシとも呼ばれるその名の通り二重になっている窓です。
窓と窓で空間(空気層)を作ることで、室内の暖かい空気を窓から逃がさないようにし、屋外の冷たい空気が入ってくるのも防ぐことができます。
また空気の振動も伝わりにくい気密性があるため防音対策にもなり、外からでも二重窓とわかることで空き巣の抑止力にもなります。
なので、結露対策を含めさまざまな対策にオススメです!
北海道では当た前の二重窓
寒冷地である北海道・東北・北陸では、ペアガラス(複層ガラス)や二重窓は当たり前に使用されています。
環境省の調べでは、北海道では住宅の窓すべてに使用されいる率が約8割とわかっています。
このデータで、二重窓やペアガラスは雪国でも断熱性能に優れているとわかります!
出典:環境省ホームページ (http://www.env.go.jp/earth/ondanka/kateico2tokei/2017/result3/detail11/index.html)
賃貸物件の場合は管理会社に相談が必須!
お住いが賃貸物件で、二重窓をご検討の際は必ず管理会社・大家さんに相談をする必要があります。
住宅設備の規約で二重窓を設置できない場合もあり、もし設置が可能となっても費用は自己負担になる可能性が高いと考えられます。
室内側から取り付ける内窓
二重窓にする方法で、最近では工事をせずに簡単に取り付けることができる内窓をがあります。
室内から窓枠を追加で設置する方法で、インターネットの通販サイトでも購入可能です。
フレームをノコギリなどで切る必要はありますが、ガラス部分が「ポリカーボネート」や「アクリル板」などのプラスチック素材であることが多いので、割ってケガをする心配がありません。
価格は窓が大きいと高くなりますが、1万円~3万円です。掃き出し窓(サッシ)のような大きさは対応していないので、ご注意ください。
よくある結露防止ガラスへの質問
結露防止ガラスに関して、よくあるご質問にお答えいたします!
古くなったペアガラスの結露対策は?
💁 ペアガラスは古くなるとペアガラスの内側が結露することがあります。定期的にメンテナンスをしたり新しいガラスに取り換えることが必要となります。
ペアガラスはガラスとガラスの間に乾燥空気(もしくはアルゴンガス、真空)が注入された特殊な構造です。年数の経過で端から小さな傷が付いたりして、中間層が保たれていない場合があります。
断熱効果が失われていて、湿気も入り込みやすくなっているので結露対策が不十分になってしまいます。
一度設置すると放置してしまいがちですが、家屋を健全に保つためにも定期的なメンテナンスは重要です。
結露しない窓ガラスのおすすめは?
💁 おすすめは、ペアガラス・二重窓(内窓)です。
ペアガラスに交換すると、断熱性がアップするので結露対策に有効です。もしくは、今あるサッシや窓は手を加えずに、内側にもう一つサッシとガラスを増設するのが二重窓(内窓)です。
ペアガラスはガラスとガラスの間に空気層があるタイプです。結露対策にもとても有効で、窓ガラスが汗をかかなくなるので室内のカビやダニを抑える効果が期待できます。
二重窓(内窓)に、複層ガラス(ペアガラス)を入れると、より断熱性を高めることができるため、結露も一層しにくくなります。
信じたくない事実!?結露がアレルギーの原因に
窓ガラスにダラダラと水が垂れているのを見かけたことはあるでしょうか。
見た目が悪いくらいどうってことないと、思う方もいるかも知れません。
でも実はガラスにダラダラと垂れ流しになっている水が、人体に思わぬ悪影響を及ぼすこともあります。
アトピーやシックハウス症候群の原因の一つにもなるのです。
窓ガラスが関連しているアレルギーは、主に硝子の結露が原因で起こります。
結露は主に気密性の低い一枚ガラスなどで、外気温や湿度の影響を受けて起こります。
硝子が結露する原因は、冷たい飲み物をグラスに注いだ時と同じようなイメージです。
室外は冷たい空気で含むことができる水分は少ない状態です。
室内は暖かい空気なので、水分を多く含むことができます。
暖かい空気が冷やされると、含みきれなくなった水分が結露になります。
結露がカビの原因になるってどういうこと!?
窓に起こる結露で常に湿気が多い状態が続き、カビが発生しやすくなります。
硝子の周囲にあるカーテンや家具、壁などにカビが生えやすくなります。
換気をこまめにしないと押し入れやクローゼット、壁などに被害が拡大することも多いです。
結露の水分をそのまま放置しておけば、乾くよりも先にほこりが混じってカビの原因になります。
カビの胞子はアレルゲンになって、様々な健康被害が起こる可能性が高くなります。
ダニアレルギーは窓硝子の結露が関連している!?
一見、カビとダニはまるで関連性が無いようにも思いますが、実はダニもカビと同じような高温多湿を好みます。
ですからガラスの結露によってカビが発生している場合は、ダニも発生しやすい環境だと思った方が良いでしょう。
ダニは様々なアレルギー性疾患の原因になります。
家庭に繁殖しやすいダニや害虫をご紹介します。
ヒョウヒダニ(チリダニ)
死骸や糞を吸い込むことで、アレルギー疾患の原因になることで知られているダニです。
ハウスダストの原因になりますが、人を刺すタイプのダニではありません。
人の角質やフケ、食べかすなどをエサにして繁殖します。
ガラスの結露がきっかけで布団やソファー、カーペットなど、ほとんどの家で発生するかもしれません。
こまめに掃除をしたり、押し入れを開け放して湿気が溜まらないようにするのがヒョウヒダニを発生させないコツです。
人が過ごしやすい暖かい環境が好きですが、湿気を50%以下に保つなどの対策も有効です。
コナダニ(粉ダニ)
文字通り粉上に見えるダニで体長はおよそ0.2mmと小さく、大量発生すると白い粉が動いているように見えることもあります。
梅雨や秋の長雨など、高温多湿で発生しやすくなります。
お好み焼き粉やゴマなどの食品を有害にして、食べてしまうとアナフィラキシーショックを起こすことも。
盲点なのが放置した薬品に繁殖することもあるので、置きっぱなしの常備薬などにも注意が必要です。
コナダニ自体は人を噛んだり刺したりしませんが、ツメダニを発生させる原因になります。
発育期間が10日と短く1日20個以上の卵を産むこともあるので、大量発生に気を付けましょう。
ツメダニ
ヒョウダニやコナダニが繁殖することで増えることもあり、人を刺すので強い痒みを伴います。
成虫でも0.5mm~0.8mm程度で、肉眼で確認するのは難しいです。
色は淡い黄色やオレンジ色に見えて、露出していない太ももやお腹、二の腕などが刺されやすいです。
布団や畳、カーペットなどに繁殖しやすいので、湿気を予防することが大切です。
吸引力の強い掃除機で掃除をしたり、布団を洗ったり布団用掃除機などでこまめに掃除しましょう。
また結露も拭き取り、対策しましょう。
チャタテムシ
別名湿気虫とも呼ばれ、日本の家屋のおよそ9割に住むと言われる害虫です。
ダニより少し大きくて白アリのような見た目をしています。
チャタテムシがエサになって、ツメダニの繁殖につながる要因になることも。
ダニと同様に死骸がアレルギンになり、アナフィラキシーショックの原因にもつながるので注意が必要です。
肺や呼吸器への悪影響が強く、喘息を起こす原因にもなります。
ダニや害虫は一種類が集中して発生するというよりも、一つ発生すればどんどん増えていくのが分かります。
室内がじめじめすると、ダニや害虫が繁殖しやすい環境になります。
防止するには掃除をこまめにしながら、ガラスの結露対策や湿度を下げる工夫が必要です。
また冬の寒い時期でも窓を開ける時間を作るなどをして、換気を心がけることが大切です。
それでも硝子の結露が発生する場合は、交換も考えましょう。
カビやダニが関連して起こる怖いアレルギー
目を覆いたくなる事実ですが、窓ガラスの湿気が元で起こりうるアレルギーには下記のようなものも考えられます。
★アトピー性皮膚炎
★喘息
★花粉症
★アレルギー性鼻炎
★アレルギー性結膜炎 など
結露からダニが発生して食物に繁殖し、それを食べることでアナフィラキシーショックになることも。
一般的にはアレルギーを起こす原因にはどのようなことがあるでしょうか。
主なアレルゲンをご紹介します。
★ダニ
★ハウスダスト
★ペットの毛やフケ
★花粉
★カビ(真菌)
アレルゲン以外の原因についてもご紹介します。
★自律神経の乱れ(過労やストレス・天気や気圧の変化)
★ストレス
★食生活の乱れ
★環境汚染(排気ガスや光化学スモックなどの汚染された空気)
★アレルギー体質
★タバコ
★解熱剤や鎮痛剤などの薬
★風邪や感染症
★運動
アレルゲンにプラスしてタバコや季節の変わり目の気温差の激しいときなど、悪条件が重なると症状が起こりやすくなります。
見逃せないのは、ストレスや生活の乱れなども大きな原因になっていることです。
窓ガラスをリフォームすることで生活環境を整えつつ、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
また同じような環境に身を置いても、アレルギー体質かどうかで個人差が生じます。
結露が原因で発生しやすくなるカビやダニを繁殖させやすくする、ほこりなどのハウスダストも大きな原因になります。
具体的な症状について、どのような症例があるのかご紹介します。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質や、肌のバリア機能が低くなっている人の皮膚の炎症を言います。
外部からの刺激がお肌の内側に伝わりやすく、荒れやすい状態なのです。
湿疹とかゆみが起こり、良くなったり悪くなったりを繰り返します。
乳幼児では2カ月、大人や児童は半年以上続くと慢性の症状です。
症状が起こりやすい場所は下記の通りです。
★おでこ
★目の周り
★口の周り
★耳の周り
★首
★脇
★手足の関節の内側
湿疹は赤みが出てじゅくじゅくと膿んで、ひっかくと液体が出てきたりささくれて皮がむけることもあります。
症状が長引けばごわごわに硬くなって盛り上がることもあります。
家族に下記の症状がある人がいる場合や、自分自身にある場合にアトピー性皮膚炎を起こしやすい体質です。
気管支喘息や小児喘息
気管支喘息は、アレルゲンが原因になる場合とアレルゲン以外の誘因で症状が起こる場合があります。
主な喘息の症状は次になります。
★息苦しさ
★咳き込む
★呼吸の際にゼーゼーやヒューヒューなどの音がする
★夜間や早朝に咳が出やすい
★夜中に症状で強くなり目が覚める
★走ったり運動した後に息苦しい
★胸の痛み
★喉の違和感
住環境を整えるのも大切ですが、まずは医師の診察を受けて体調の改善が大切です。
現代人に増えている咳喘息
最近は咳だけの症状である咳喘息も増えています。
喘息の一歩手前と言われるのが、咳の症状だけが長引く咳喘息です。
テレビニュースなどでも紹介される咳喘息は、現代人に多い症状です。
咳喘息の6割の人が一種類以上のアレルゲンが陽性です。
咳が止まらない場合には、アレルゲンの検査をしてみるのも一つの方法でしょう。
風邪を引いたかなと思ってから、何週間経っても咳が止まらない症状です。
ひどい場合は一年以上も咳が続くことがあります。
放置すればおよそ3~4割の人が気管支喘息に移行するので注意が必要です。
特に気管支喘息に移行する人はダニのハウスダストや犬のフケなどにアレルギー反応を起こす方が多いです。
放置すると症状が悪化するので、病院を受診しましょう。
アレルギー性結膜炎や鼻炎
花粉などの季節性のアレルゲンや通年性のハウスダスト(ダニの死骸やほこりなど)が原因で起こる目のアレルギー反応。
アレルギー性結膜炎は、結膜に炎症を起こして目のかゆみや充血、異物感などを起こします。
アレルギー性鼻炎は鼻水や鼻づまり、くしゃみなどが起こります。
シックハウス症候群
住宅が原因となる健康障害の総称です。
新建材や接着剤、塗料などの化学物質が原因で起こる様々な健康不良のことを言います。
結露が間接的な原因となり、カビやダニが原因で起こるアレルギー症状も含めてシックハウス症候群と呼ぶこともあります。
このように住環境が影響して、様々な体調不良を起こす場合があります。
大きな要因に結露が原因のカビやダニが大きく関係しているのです。
花粉やPM2.5は古いサッシを通り抜ける!?
花粉症や慢性鼻炎などの場合には、サッシを気密性の高いタイプにすると体調が改善することもあります。
古いサッシの住宅では、強い風が吹いた後に砂が室内に入り込んでいる経験は無いでしょうか。
また花粉症が治まらずに、部屋の中でも鼻詰まりやくしゃみ、目のかゆみなどの症状に悩まされます。
気密性の高いサッシに取り換えることで、花粉やPM2.5などの有害物質が室内に入り込むのを防ぐことができます。
もちろん花粉や粉じんはサッシの隙間からだけではなく、玄関を開けたときや洋服に付着して入り込むこともあるでしょう。
ですからサッシを変えるだけで完璧に防ぐのは難しいですが、症状が軽くなることは大いに期待できます。
他にも空気清浄機を設置したり、マメに掃除をするなどの対策も併せて行いましょう。
全国の幅広いエリアでガラスのトラブル出張業者が全国の幅広いエリアでガラスのお困りごとやご相談を承っております。現地でのお見積り・ご相談は一切無料(点検作業を伴う見積もりは有料)です。緊急のトラブルでも専用の受付窓口で対応しております。ご予約の際はご都合の良いお時間をお知らせください。休日・祝日、昼夜問わず受付中です。出張業者を初めてご利用になられる、という場合でも心配ありません。コールセンターのオペレーターが優しく丁寧にご要望をお聞きいたします。いつ、どの場所で、どのようなご依頼をされたいのか、しっかりと確認いたします。安心して信頼できる業者に任せたい、いますぐ何とかしたい、料金の見積もりを取りたいなどお問い合わせはいつでもお気軽にお電話ください。