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館林市 エリア情報

茂林寺

童話「分福茶釜」ゆかりの寺として知られている。参道には21体の狸の像がずらりと並んでおり、訪れる人を出迎えてくれる。また日本各地の狸に関するグッズや狸の剥製など「狸コレクション」が多数展示されている。境内には館林市の保存樹に指定されているシダレザクラあり、春に見ごろを迎える。2002年から毎年4月に「狸桜祭」が開催されるという。

館林市（たてばやしし）は、群馬県南東部にある市。旧邑楽郡。上毛かるたで「ツル舞う形」と喩えられた群馬県の「ツルの頭」に位置します。

概況

今から約2万年前に館林に最初に人々が住み始めました。中世になると赤井氏、長尾氏、由良氏などが館林を本拠地とし、最終的には1590年に徳川四天王の一人である榊原康政が関東以北への押さえとして館林城に入り城下町を整備しました。江戸時代の第五代将軍徳川綱吉が城主だった時期（25万石）もあります。

ツツジの名勝・群馬県立つつじヶ岡公園や、全国的に有名な分福茶釜の物語で知られる茂林寺、群馬県立館林美術館、製粉ミュージアムなどの観光地があります

群馬県の平成の大合併以前からあった市としては、唯一市町村合併を行わなかった市ですが、邑楽郡大泉町を除く邑楽郡4町との合併に向けた研究会を設置しています（現在協議中）。小麦が多く取れることから、日本のチェルノーゼムと自称しています。また七五三は、館林城主徳川徳松の健康回復を願って1681年に始まったものが全国に広がったのです。

東毛地域と呼ばれる群馬県の東部に位置し、市域の北部は渡良瀬川を隔てて栃木県佐野市及び足利市、東部は群馬県邑楽郡板倉町、南部は明和町及び千代田町に、西部は邑楽町に接します。

南北を渡良瀬川、利根川の2大河川に挟まれ、鶴生田川が市街地を東西に、市西部を多々良川、近藤川が南北に流れ、新堀川、新谷田川、谷田川が市南部を貫流しています。城沼、多々良沼、近藤沼、茂林寺沼などの沼が点在する低湿地帯と台地（大宮台地から切り離された館林台地、主に低台地）から成り立っています。